■ダイアモンドヘッドへ

しかし、その坂道には多くのタケルトラップが仕込んであったのです。
石、草、崖、枝、空き缶、ゴミ…そして行き交う車・・・。
それらに出会う度にタケルはお遊びモード突入です。
そして、最後には「もう、あるけな〜い」です。 
はぁ〜なんてこった。 しかし、この距離は大人でも疲れる坂道です。
タケルをおんぶしやっとこさダイアモンドヘッドのゲートまで到着しました。
タケルは服をビショにして、水道のお水をゴクゴク飲みまくっております。
そうとう、喉が乾いていたのですね・・・。

そして、復活すると・・・あちらこちらを走り回っていました。



そんなタケルを見ながら、とーちんとかーちんはこれからの事を考えました。
ダイアモンドヘッドの頂上はさらに先です。
急な階段がいくつもあります。 
真っ暗のトンネルもあります。
しかし、私達の手もとには
ライトもなければ、水筒もありません。
まして、元気なんぞどこにもない。
しかも、足にはサンダル…。

 

「さぁ〜 帰ろう!」 全員一致の意見でした。
JOE家は、その地に足を踏み入れる事無く目の前にそびえる名勝ダイアモンドヘッドに別 れを告げたのでした。ALOHA!

Diamond Head_1Diamond Head _2

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